テレビ三昧 その② [日常茶飯事]

まだまだ続く新型コロナウイルス(以下『新コロ』と略す。若い、言うてもおっさんのイラストレーターの友人が使っててええなぁ、と思ったので。)の緊急事態宣言です。「新コロ」のおかげで自宅で過ごす時間がいっぱいできたのでせっかくやから普段は読めそうもない長編小説(例えば僕の場合やとずっと前に買ったまんま読んでない村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」とか)を読むのもいいのではないかと某新聞の天声人語に書いてあった。それはええなぁ、と思っただけでやっぱり相変わらず飽きもせんとテレビばっかり見ている。僕の1日は朝起きてコーヒーを飲みながら朝刊のテレビ欄を隅々までチェックするところからはじまる。地上波を見て、BSを見てその日のだいたいのテレビのスケジュールを決めます。時間がダブってるときは録画もします。それから「ののちゃん」を見て小説を読み、いつもならスポーツ欄へいくのですが、今はプロ野球が休みなので飛ばしてます。そして「折々のことば」を読んで「天声人語」は一番最後です。そうです、ぼくは新聞を全く反対から読んでいるのです。それでテレビ欄でいつも気になってることがあります。それは主にBSの昼の時間帯に「十津川警部」の名前がいくつも出て来るんです、それもいろんな局でいろんな俳優さんが演じてます。人気があるのかなぁ、不思議です。あと「浅見光彦」も。ということで十津川警部、浅見光彦それぞれ4人選んで描いてみました。一応番号が付いてますがこれは僕の好みとか面白い順番とかではありません。面白いか、というとどれもメクソハナクソですが、仕事をしながら見るのにはちょうどいいんです、聞いてるだけで話がわかりますから。

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十津川警部シリーズは原作が西村京太郎で十津川警部と亀井刑事がいつものコンビです。1人目は高橋英樹で、トラベルミステリーというタイトルがついているように鉄道の時刻表のトリックを推理する話が多いです。相棒の亀井刑事には愛川欽也、その後は高田純次になっている。高橋・十津川警部はまぁ、お殿様感が満載で、時代劇のようにのんびりと観られます。ヨメさん役が浅野ゆう子やし。(テレビ朝日)
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2人目は渡瀬恒彦でちょっとニヒルな十津川警部です。亀井刑事役は伊東四朗でこのコンビは同一俳優コンビによる共演最多回数の記録を持っているらしい。どうでもいいけど。ちなみにヨメさん役はかたせ梨乃やて。しかし渡瀬恒彦は「タクシードライバーの推理日誌」でも「世直し公務員 ザ・公証人」でも「おみやさん」でもほとんど笑いはりません。(TBS)
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3人目は高嶋政伸で、ちょっと目に力の入った十津川警部です。亀井刑事役は古谷一行。高嶋政伸はちょっと変態ぽくてキレそうな役もいいですが、ぼくは「東京駅お忘れ物預り所」のようなのんびりしたおぼっちゃま感の彼も好きなんです。(フジテレビ)
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補欠は内藤剛志で、一番新しい十津川警部かもしれません。亀井刑事役は石丸謙二郎。このコンビはちょっと雰囲気違うかな思います。なんでって内藤剛志は「科捜研の女」の土門刑事や「警視庁・捜査一課長」の大岩刑事や他にも刑事役いっぱいやってはって、しかしどれもみな内藤刑事で誰が誰や分からへん。(TBS)

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浅見光彦シリーズは内田康夫の原作です。浅見光彦はフリーのルポライターで、毎回地方の取材先で事件に巻き込まれます。その時いつも地元警察で容疑者や不審者に間違われてボロカスに扱われるのですが、取調べの際に身元を確認するとなんと彼のお兄さんが警察庁刑事局長の浅見陽一郎とわかり、地元の刑事たちは、ははぁ、失礼しました!(このあたりは水戸黄門の印籠)となり、その後一緒に事件を捜査していくというのがおきまりのパターンです。刑事局長の弟がそんなにすごいのか警察関係に知り合いがいないのであまりピンときません。シリーズでは光彦、兄、それから母親の3人がだいたいセットで出てきます。1人目は中村俊介でさすがにルポライターなのでスラッとしたイケメンで、刑事と違ってファッションもラフです。兄役は榎木孝明、母親役は野際陽子。(フジテレビ)
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2人目は水谷豊で、1987年から1990年ごろの「火曜サスペンス劇場」なので若いです。しかし今の「相棒」の杉下右京のおせっかい感はしっかり出ています。兄役は高橋悦史、母親役は乙羽信子、この辺は渋いです。(日本テレビ)
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3人目は沢村一樹でなんかふにゃふにゃな浅見光彦ですが、彼の前は辰巳琢郎やし、彼の後は速水もこみちで、その後は平岡祐太やから、やっぱり独身でイケメンのルポライターやったらふにゃふにゃ系でいいのかもしれません。。兄役は村井国夫(のち風間杜夫)、母親役は加藤治子(のち佐久間良子)です。(TBS)
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補欠は平岡祐太で、出来立てホヤホヤの浅見光彦です。ちょっと若すぎるんちゃうと思ってしまいます。お兄さんの刑事局長(石丸幹二)とどんだけ年離れてんの、と思ってしまいます。母親役は竹下景子やて、えらい時代になってしもた。

こんなにテレビばっかり見ててええのやろか?まぁ、「新コロ」が終わるまでは誰も文句は言わへんやろから後しばらく自宅でテレビを見続けようと思います。

  今回のBGMは井上陽水の「海へ来なさい」です。早く海へ行けるようになるといいですね。
          
          


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テレビ三昧 [日常茶飯事]

新型コロナウイルスとやらのせいで緊急事態宣言が出て外出を自粛せぇ、と言われているのでずっとホームステイ、ちゃうはSTAY HOMEしている。それで家のテレビは朝から点けっぱなしです。(コロナの前からやん!というツッコミは今は入れんとって)それでこの前は昼間から映画「ダーティーハリー2」を見ました。ご存知サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事が法で裁かれない悪い奴を次々に処刑していく若い白バイ警官達をやっつける話です。もう今までに何回見たかわかりませんが、やっぱり面白いので最後まで見ました。暇やし。僕は映画がめちゃくちゃ好きやとは言いませんが、好きな映画を1本あげるとしたら何ですか?と聞かれたら(誰も聞けへんけど)迷わず「ダーティーハリー」(ドン・シーゲルが監督の1作目)と答えます。2番目に好きなのは?と聞かれたら、「ダーティーハリー2」(監督はテッド・ポスト)と答える程度の映画ファンです。余談ですが3番目に好きなのはなんですか?と聞かれたらこれがちょっと難しいのです。「ダイハード」か「パルプフィクション」か「リーサルウェポン2」か「ゴッドファーザー1、2」か、もうキリないのでやめときます。誰も聞いてないし。

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次の日には「赤い河」という古い西部劇(1948年制作、なんと僕の生まれた年です)を見ました。マリリン・モンローの出てた西部劇やとおもてたらそれは「帰らざる河」でこれはジョン・ウェインとモンゴメリー・クリフトが主演でした。監督がハワード・ホークスで9000頭の牛をテキサスの南の方からミズーリーまで運ぶカウボーイ達の1600キロの旅の話です。途中、インディアンに襲われたり、牛が暴走したり(このシーンは圧巻!)、仲間割れが起こったりとなんとも男臭い映画でしたが面白かったです。

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今回は映画の話でしたけど、僕が普段昼間に見てるのは主にBSでやっているちょっと前の2時間ドラマ(火曜サスペンス劇場みたいな)です。次回はそんなこと書こうかなおもてます(次回予告十津川警部シリーズ)。ほんまにこんなにテレビばっかり見てて大丈夫やろか心配です。早く普段の生活に戻って欲しいですね。えっ、いつもと一緒やろって、それを言ったらおしまいでんがな。

ということで今回のBGMはメイヤー・ホーソーンの ’ 想い出のサンフランシスコ ’ です。この曲のミュージックビデオが大好きです。サンフランシスコの街をスケボーに乗った若者達が走り抜けて行きます。スローモーションで。


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