テレビ三昧 その④ プレミアム シネマ

 まだまだ続く緊急事態宣言下、ぼくの生活はすべて不要不急なので相変わらず家でテレビばっかり見ています。前回の「テレビ三昧その③」を書いたのは去年の5月でした。えぇーっ、もう1年近くテレビばっかり見てるやんか(まぁ、その昔11歳の時に我が家にテレビがきてからほぼ60年ぐらい見続けてるけどね)。いつもだいたい午前中はワイドショーなんかをつけっぱなしで、午後は2時間ドラマや映画を見たりしています。そんな中NHKのBSプレミアムでは平日の午後1時から「プレミアムシネマ」というのを毎日やっていて、洋画のちょっと面白そうなのをやってくれるのでよく見てます(ときどき邦画もやってます)。

勝手にしやがれ.jpg

 この前1月21日の新聞のテレビ欄を見てたら(毎日このページを朝から晩までチェックしてその日の予定を決めてます)1時から「勝手にしやがれ」と書いてある、おっ、これはジャン・ポール・ベルモンドのやつや、ゴダールや、見なあかんやろ。と思ってその下を見たら、続けて2時31分から「ギターを持った渡り鳥」と書いてある。ええっ、いつもは映画1本だけやのに続けてもう1本、2本立て?それも小林旭?渡り鳥?この2本を続けてやるというのはなんか意味があるのやろか。まぁ、両方とも主役は得体の知れない破天荒な若者やし可愛い女の子も出てくるけど・・・。

ギターを持った渡り鳥.jpg

 いろいろ考えて調べてみたら、ひとつ共通点がありました。この2本の映画はどちらも1959年(昭和34年)制作です。関係ないかな、わかりません。同じ時期のヨーロッパと日本の若者の映画、だいぶ雰囲気は違うけど2本とも面白かったです。どちらかといえば僕は小林旭の「ギターを持った渡り鳥」のほうが好きです。なんといっても小林旭の「渡り鳥シリーズ」はリアルタイムで4つ上の兄に連れられて全部観てますから、たぶん。ちなみに2月22日のプレミアムシネマは「卒業」と「スケアクロウ」の2本立てでした。こちらはなんとなくわかるような気がします。

今回のBGMは1958年ブルーノート・レコードから出たジャズピアニストのソニー・クラークのアルバム「クール・ストラッティン」です。


nice!(0)  コメント(0)