テレビ三昧 その⑤ またまたプレミアムシネマ [日常茶飯事]

 なかなか終わりの見えない新コロ禍で外出自粛が続き相変わらずテレビ三昧の日々である。そんな3月にNHK BSのプレミアムシネマでまた「ダーティハリーシリーズ」を1から5まで毎週木曜日に放映いていた。ここのディレクターもよっぽどダーティハリーが好きなんかな。で、ぼくはまた全部見てしまいました。そんな中「ダーティハリー2(原題 MAGNUM FORCE 1973年)」がやっぱり面白かった。法で裁かれない悪者たちを次々に処刑していく4人の若い白バイ警官とその上司を「それはちょっとちゃうやろ!」と対決するハリー・キャラハン刑事である。今までにもう何回も見てるのですが、今回気になったのは「クルマ」です。ストーリーが白バイ警官なのでサンフランシスコの街をクルマで走るシーンが多いのですがそこに映るクルマがどれもいい感じなんです。アメリカのクルマと言えば50〜60年代のあのテールフィンとか言う後ろがピューンと跳ね上がった派手なのもかっこいいですがこの映画に出てくる70年代のクルマもどれもかっこいいんです。

           「ダーティハリー2」クルマ1.jpg

 まずはキャラハン刑事とその相棒が乗るサンフランシスコ市警の車。ぼくは車についてはあまり詳しくないので車種はわかりませんが、このグリーンの色が70年代ほくて良いです。キャラハン刑事は荒っぽい捜査をするので警察の車や他人の車や店舗などいっぱい壊すので、弁償代がかかつてしょうがない、といつも上司に怒られてます。


           「ダーティハリー2」クルマ2.jpg

 次は黒人の売春婦がホテルの前で順番を無視して割り込んで乗るタクシー。ピンハネしたお金を胸や股に隠すのをバックミラー越しに覗く運転手がいいです。その後、売春婦の元締めの黒人が乗り込んできてピンハネしてるのがバレて女は車の中で殺されてしまい、運転手は車をほったらかして逃げてしまう。車はなんとなくおとなしい感じがフォード・ファルコンかな?分かりません。


           「ダーティハリー2」クルマ3.jpg

 次は売春婦を殺した黒人の元締めが乗ってるピンクのでっかい車。リンカーン・コンチネンタルやろか?めっちゃ改造してあるみたいで分かりません。次に白バイ警官が狙う標的です。車をゴールデン・ゲイト・ブリッジの下で停車させられ免許証を見せるように、と言われた元締めがピストルを出そうとした瞬間いきなり頭を撃たれてしまう。車の中に敷いてある白いカーペットが血で真っ赤に染まる。こわっ!。


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 次の港のギャング、パランシオ一家が乗るのはキャデラック・フリートウッド・ブローハムかな? キャラハンと相棒はこの車の尾行をするように命令される。尾行に気づいたパランシオ一家は先に行けと車から手で合図する。キャラハンは車の横に並び運転してる手下に言う、「失礼、ちょっと教えてくれへん?道に迷ってん、サンクエンティン(刑務所)へはどう行けばええのん?」「もう、とっくに通り過ぎてるで」「ほんまかいな、あんたらが知ってるかどうか試したんや、ほな!」と言って走り去る。かっこいい!



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 最後はハリー・キャラハンの車です。警察車両と同じ車種みたいですが、こちらはコンバーチブルです。この「ダーティハリー2」では同じアパートに住むアジア系の女の子(かわいい)と仲良くなったりして珍しくハリー・キャラハンの私生活がよく出てきます。この車でアパートに帰ってきたところ地下の駐車場に白バイ警官たちが待ち伏せていて、事件から手を引けと脅される。不審に思ったキャラハンはアパートの郵便受けでプラスチック爆弾を発見する。大急ぎで相棒に連絡しようとするが間に合わず相棒は爆死してしまう。ここから、ハリーと白バイ警官と上司との壮絶な戦いが始る・・・。あ〜、面白かった。


ダーティハリー・シリーズの音楽はすべてラロ・シフリンというひとです。シャカショコ、シャカショコとカーチェイスにはバッチリで70年代を感じさせます。僕のipodにはラロ・シフリンはないので今回のBGMは72年公開の黒人映画「スーパーフライ」のサントラからカーティス・メイフィールドの「スーパーフライ」です。


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