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図書館へ行こう!③ [本・音楽]

図書館にはたいてい「地域の本、地元の本」コーナーみたいなのがあると思うのですが、僕のよく行く墨田区立あずま図書館 ( 残念ながら3月いっぱいで閉館になり近くの新しい図書館に移ります )には「王貞治氏の寄贈本コーナー」なんかがあったりします。この前そこで見つけて借りたのが、滝田ゆうの漫画「寺島町奇譚」です。寺島町の玉ノ井(現在の地名は東向島5丁目あたり)は永井荷風の「濹東綺譚」の舞台にもなった私娼街で、そこに暮らす滝田ゆうがモデルのようなキヨシという少年とその家族の話です。滝田ゆうの描く玉ノ井の風景を見てると、ドブの匂いや魚を焼く匂いやお姐ちゃんの白粉の匂いがしてきそうで僕もこんな絵を描きたいなぁと思ったもんです。

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玉ノ井までは歩いて15分ほどで、散歩コースのひとつになってます。今の玉ノ井にはドブ川もなく、お姐ちゃんの白粉の匂いもせえへん、魚を焼く匂いはすると思うけど、通りは奇麗になってるし、「ぬけられます」で有名な路地はそのままでも周りには小さい新しい家が建ってます(あたりまえか)。しかしもし僕があの頃のここにいたとしても滝田ゆうのようには描けないんやろなと思いました。あれは滝田ゆうの描いた寺島町・玉ノ井なのだ。アレ!、ちょっとまじめになってしもた?
下の絵は今の「玉ノ井いろは通り」です。

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   ということで今回のBGMはビリー・ホリデーの "オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート " ですわ。


図書館へ行こう!2 [本・音楽]

図書館で本やCDを借りたら、返さなアカン!当たり前や。この前借りた本は高村薫の「照柿」上・下ですが、さすがに僕の読書ペース( かなり遅い )では3週間で読み終えるのは難しいです。でもご安心ください、他の人の予約が入ってなければもう3週間延長することができます。それにしても図書館の人て女の人が多いですね、8対2ぐらいかな。図書館の人になるのにはなんか資格がいるのかなぁ。

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それとCDはオーティス・レディングの「THE IMMORTAL OTIS REDDING」を借りました。これは大昔にアナログレコードで持ってたと思うけど、だいぶ昔に殆どのレコードを売ってしまったので、今回、約30数年ぶりに聞きました。うーん、渋い、泣けるなぁ(よう、泣くなぁ)。オーティス・レディングはこの時、たぶん26歳ぐらいのはずやのに今の僕よりずっと大人の男の感じがするなぁ。僕の30年はなんやったんやろ。

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ということで今回のBGMはこのアルバムから「アイヴ・ゴット・ドリームス・トゥ・リメンバー」です。





図書館へ行こう [本・音楽]

ぼくはよく図書館で本やCDを借りています。今住んでいる墨田区の図書館では、本は20冊まで3週間、CDは10点まで1週間借りることが出来ます。ちょっと話題の本や新刊なんかを読んでみたいな、と思うと予約をしないといけません。この前、沼田まほかるの「猫鳴り」を借りましたがその時は予約25人待ち!でした。それに比べるとCDは数も少ないし新しいものはあまりありません。ジャンルはやっぱりクラッシックが多く、古いジャズの名盤やポピュラーなアルバムなんかは結構あります。それからディスコヒットとか真夜中のバラードとかの企画もん(コンピュレーション?)もたまに面白そうなのもあります。この前借りたのは、70’s Hits Soul Graffiti というCDで70年代のソウルのヒット曲を集めたもので、スタイリスティックスの「ユーアーエブリシング」、カーティス・メイフィールドの「スーパーフライ」ブルック・ベントンの「レイニーナイト イン ジョージア」などの名曲がいっぱい入っているのですが、その中の「ウー、ベイビー、ベイビー」というスモーキー・ロビンソンの曲をドニー・エルバートと言う人が唄っているのがあって、これがめちゃくちゃ、泣けるんです。で今はこればっかり聞いてます。ウー、ベイビー、ベイビー、ベイビー!
         
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